整理収納アドバイザー「おうち整えLaboながの」研究員のくぅです。
私は主人と二人暮らしなのですが、築23年の賃貸マンションに住み始めて3年7ヶ月、
最近少しずつ、おうちが整ってきました。
でもここだけは手を付けていないところがありました。
それは「彼の城」とも言うべき(あっ言い過ぎました)、主人のデスク。
主人は私以上に片づけが苦手、「片づけ」という言葉に拒否反応を示していました。
整理収納アドバイザーの勉強をすることで、家族へのアドバイスが何よりも難しいことを知り、
それからは頭ごなしに「片づけて!」と言うのではなく、寄り添いながら、
おうちが整っていることで得られるメリットを実感してもらえるように日々を過ごしてきた結果、
最近では主人が徐々に「お片づけ体質」になってきたのです。
寒さが厳しい信州では、冬は窓が結露して、それが凍るんです。
我が家も古いのでサッシが薄く、引っ越してきた当初は結露との闘いでした。
でも大家さんがとてもいい方で、相談したところ、昨年は特にひどいところに、
そして今年はすべての窓に「内窓」を設置してくださることになったのです。
内窓は結露を防ぎ、冬温かく、夏涼しく、遮音効果もある優れもの!
工事日が決まり、スムーズに工事ができるように窓まわりのお片づけをすることに。
そこにはあの主人のデスクが。このタイミングを逃すわけにはいかない!
ここで、私の好きな林修先生の言葉です。
「いつやるの?」
「今でしょ!」
主人も最初は「え~」と難色を示していましたが、年貢の収め時と諦め、取り掛かりました。
「まずは全部出してね」と言ったのですが、その言葉が理解できない様子。
出しながらちらちら見て、「いる」「いらない」を考えている様子。
そう、「全部出す」と言うことも初体験。
「あきらかにゴミと思えるモノはこのビニール袋に入れていいけど、それ以外のモノは今は何も考えないで出してくれればいいよ」とアドバイス。
それがこの写真。よくもまあこんなに溜め込んだものだなぁと感心するくらいの量です。
床に出されたモノは薬、チケット、保証書、カタログといった感じで、同じ種類にざっくりと分けていきます。
なぜなら、薬は薬箱へ、チケットはチケットケースへと、収まる場所があるから。
そうやって分けていったら、絶対にここにないと困るモノはほとんどなくなりました。
主人と相談して、デスクには、ここにあったほうが使いやすいモノだけ置くことにしました。
置くモノが決まったところで、次は収納ケースを買いにいくことになりました。
実は今まで収納グッツをひとつも使っていなかったのです。
デスク上部の棚の寸法を測ってスマホのメモに登録!
私のお薦めのモノと主人の使いやすさを考慮して二人で相談して選びました。
こちらはダイソーで購入した「積み重ねボックス」(108円・税込み)です。
スタッキングができるので、便利です。
もうひとつはこのBOXです。こちらもダイソーで購入(324円・税込み)
このボックス、すでに我が家では薬箱として使っています。
中が見え、上部に取っ手があり持ち運びもしやすく、ほこりが入らないのでとても気に入っています。
サイズもちょうどぴったり、少々高かったのですが、使い続けるには気に入ったものが一番ということで購入しました。
中が見えるのでラベリングは不要と思われるかもしれませんが、容器の中身が空の状態でモノを戻すとき、悩まずにスッと戻せるので必要なんですね。
収納ケースの費用は総額1,728円(税込)
すっきり片づいたデスクだと「仕事ができる男」に見えますか?(笑)
そして今回もう一つ購入したものがあります。
それは主人の通勤用のデイパックの居場所。
こちらはニトリで購入。
ニトリ バスケット(フェルクロス)幅43cm、奥行33cm、高さ31cm (1,990円・税込)
先日のかずこさんの会社の収納セミナーで、我が家に足りないモノが2つあったのですが、
そのひとつがこれだったんです。
お店で二人で探したのですが、なかなか見つからず諦めかけていたところ、
高いところに置いてあったのを主人が見つけて、
「これがいい!」
この素材だとバックが痛まないし、取っ手もフェイクレザーで男前!
私なら選ばなかったなぁと感心、自分で選んだモノなのできっと愛着も湧いてきそう。
デスクとソファの間に収まりました。すでに馴染んでます。
買ったあとテレビCMでもこのバスケットを紹介しているのを見て、
「やっぱりこれ、お薦めなんだね」と二人でにっこり。
先日のセミナーで気づいた、我が家で困っていることのうちのひとつが解消されました。
心地よい暮らしは、一人だけ頑張ってもできない
そこに住まうひとみんなで一緒に歩んでいくことなんだと感じました。